これからはいろんな波風をたてて生きていくのか

起床。昨日より目覚めはいい。アルコールの浸透はすがすがしい目覚めに直結する。適量だ。

身支度を整え、今日がごみの日だということに気付く。しかも単なる燃えるごみの日だけでなく、同時に缶・ビン・ペットボトルのごみの日だ。缶といえば先日、灯油浸しにしてしまった缶をぜひ捨てたい。かきあつめると30以上はあった。捨てる。

車に乗り込む。どうも最近M氏はちょっとテンション低めのようである。原因はいろいろ浮かぶ。しかし彼は飽く迄全うな社会人であり、大人たろうとする意識を十分に十全に持ち合わせているので、もうすぐ復活するだろう。

今日は早出の日だ。いつもの手順で鍵を開ける。早出はもちろん早起きを強いられる。が、同時に誰もいない職場をこの手中におさめることができるのである。魅力的だ。

不在が時に存在を強く意識する機会になる。

配達に出る。かえる。いちばんのりだ。これも上述のことと一緒で、真っ先に誰もいない発着場にたどり着くのは、限りない快感である。しかも俺は配達が遅いほうなので、今日は気持ちよかった。
そして昼飯を食いに休憩室へ。誰もいない。内勤のひともいない。今日はいろんな不在に遭遇する日だ。13時にここに誰もいないのはかなりめずらしい。


飯をくっていると徐々に人が来た。俺の学生時代のバイトやらの話になる。「何がいちばんよかった?」ときかれて、「駐車場の誘導」と答えた。

BGM:RCサクセション「ぼくの好きな先生」