太陽の午後

JUNO2005-06-12

口に出すということと、手を動かすということは、まったく関係のない出来事だ。

太陽の午後を無為に過ごし、虫の羽音や蛙の鳴き声に惑わされながら、窓一枚あけるだけでぐっと芳醇になる夜の音楽を聴き、さらにビールも飲む。

気持ちを整理する、思考を整理するということは、いつからか(おそらく10代後半)とてもつまらないことのように思えて、出来るのにしない、ということを続けていたら、だんだん出来なくなってきた。

こういうときは箇条書きだ。

・車がほしい
・バイクがほしい

これはとりあえずクリアしなきゃいけないだろう。欲望には二種類ある。義務的な欲望と、純粋な欲望だ。これは前者。
後者は難しい。

制約が多い。もちろんそれは時間的な。制約自体は、あってもなくてもそれなりに楽しくやっていけそうだが、時間的にとなると、モチベーションにかかわってくる。未来だ。
俺には未来がない。でも未来に制約だけはあるのだ。