廃れてしまった生活

デジタルディレイを買った。ギターもないのに、シールドもないのに。
明日は電池を買って練習に望まなければならない。

「ようするになんでもいいんだな」

と思ったりする。

「すっきりとシンプルに楽しい生活」

を送ることができるようになるとは、思っても見なかった。ただしそれは望んでなったことのようである。夢がかなったっていうのとは、ちょっと違う。

青年海外協力隊に入りたいと、最近たびたび思うことがある。募集要項をみると、俺にできそうなことはほとんど皆無だ。そんな中ひとついいのを見つけた。

「卓球の指導」

ロッコやらモンゴルやらシリアやら、よくわからん国ばかりだ。できれば初心者を中級車に育て上げる仕事がしたい。なぜなら、それは誰も政治的にならない範囲だからだ。

「当面の夢は」

それである。peregrineなんかにもお勧めである。

とかいいながら今、この瞬間、おっそろしくだるいのだ。