こんなよる

某友達のバンドがメジャーデビューを控えている。仕事を終えてさーかえろうかというときに彼から電話がかかってきた。

とても懐かしい。一年ぶりだ。昔はよく家が近かったせいもあって行き来して音楽の話をしていたものだった。彼はきまって飲み物をかってきてくれたものだった。
バンドに関するジレンマの話やら、仕事に関するジレンマの話やら、自分がなぜここにいるか?ということをよく考えるという話をした。でもその中でひろがる人脈、大きな物語の中心にいる感覚、そういったなんとも形容しがたい興奮と、同時にすべてをスパッと投げ捨ててしまうような予感。そういうことについて話したと思う。
俺は最後にこういった。「とりあえずいくとこまでいっちゃってくださいよ!」と。

結局人生は、そういうことなんだと思う。人生語るなよっつうつっこみはナシで。じゃあ俺は毎日何を語ればいいのかっつう。