一日、一年

朝。眠い目をこすったりはしない、朝。朝食を無造作にくう（パン一枚）。
裸眼からコンタクトにマニュアルフォーカスしたあとは、オートフォーカスで車に乗り込み、オートフォーカスでバイクをとばす。今日みたいに雨が痛い日は、若干のブレがある。軽度の自然災害は、人の気分を恒常的にダウナーにしてしまうものであるが、それにも慣れた。この慣れるということが、リハビリなのである。

とかく狭い世界では、ごたごたやいざこざや小さなニュースに人々の近視眼はフォーカスされがちである。そのことを実は平和の象徴のように俺は思うのだが、俺は平和な人間ではないので、それを傍観しながら、もっと別のことにフォーカスしてしまうのだ。

それは自分の気分だったりリズムであり、映像であり、音であり、空気であり、場のハーモニーである。あーここにこのひとがいてこうやって絡んでっていう図面が模型のように浮かび、そのどろどろした人間関係とその人々自体の実にからっとした空気を思い、摩擦とは湿度なのだと気付く。その湿度をみるのは、むしろ心地いいくらいであり、もうわかりきってくりかえされつくした物事がまた眼前で繰り広げられるのを、俺は心の一つ眼でもって撮影する。そしてそれをみんなに見せびらかしたり、当事者に突きつけたり、焼き増ししたり、アルバムに収めたりは決してしない。ひとりでその都度ファインダー越しに覗き、シャッターを切っては次の場面を待つ。その繰り返しである。

「タフさ」「現場」「当事者」「自活」というのがテーマだった２００４年は、こうしてようやく半分目的を達成した。残り半分は、次の展開にいかにもちこめるかが鍵になってくる。そして最後にやはり思うのだ。どこにいてもそこにはいない。

またダーツの話ですが、５０１って１５ラウンドなのね。で７０１から２０ラウンドなのね。結構な長丁場になりますが、今度７０１とかやってみたい。あとやっぱクリケットがいろいろな作戦的に楽しそうよね。１６と１９が得意です。あとは苦手です。あと寝る前にチップスター食うなって自分に言いたいです。この前BULLに三連発決めたときはおれってすげーと思いました。ほんとに一瞬だけど。

サニーデイサービス「今日を生きよう」をきいています。「２４時」というアルバムはとてもいいと思います。若干ささくれだってるとこが。